63歳男 稼いで使って貯める。それも工夫次第
30年間小さなデザイン制作会社を経営しておりました。現在は既に現場からは身を引き長きの疲れを癒しているところです。学校を卒業し、銀座のプロダクションを数社経験。28歳の時フリーランスとして独立し徹夜徹夜の多忙な日々を送っていました。仕事が増えていき一人では対応が難しくなり、スタッフ数名で小さな会社を作りました。当時小さい組織でしたので厚生年金への加入ができない時期が続きました。そのため現在の年金の受給額の見込みはせいぜい10万程度です。
そのことは当時から予想していましたので、老後の蓄えを意識した貯蓄を行なっていました。幸い会社は小さいながらも変動は多くありましたが、収益はよく月々の報酬は恵まれていましたので、毎月少しずつの金額を貯めることができました。
給料は半分のみを使うことにしておき残りは銀行に入れておきストックとしました。自分の手取りは額面の半分なのだと思い残りは使いませんでした。(家族の高額医療費などの場合は別ですが)。その手元の給料も少し余ります。それを封筒に分けて毎月分を貯めておきます。半年もすると60万円ほど溜まりました。報奨金などの臨時収入があったりした場合は100万ぐらいになります。それをまとめて銀行口座に入金します。貯蓄額が溜まってくると通帳を見るのが楽しみになります。
会社でも工夫をしました。法人税対策もあったのですが、私の給料は、未払いを立てて支給額を減らしました。分かりやすく説明すると、額面が100万円だとします。税金など諸々が30万円が差し引かれます。手取りは70万円となります。未払いを20万円立てて手取りを50万円にするのです。
この未払い分20万円をストックしておきます。違法ではありませんよ。経営者の給料は法律で年度途中で変更ができません。中小企業ではよく行われる対策なのです。税金は額面通り払っていますから、手取りに比べると高額な税金になりますが、未払いとは手取り金額を減らして、残りは会社にストックするのですが、未払い清算時に税金を追加で払うことはありません。まぁ謂わば給料の遅延ですね。
それを20年以上続けた結果、5000万円ほどの現金を確保でき現在に至っています。
それでも若い頃は結構遊んだり、また異性とのトラブルなどもあり今から思うと数千万円をドブに捨てたかななんて思っていますが、これも人生です。ただただ金のために生きるなんて面白くないですし、後悔はしていません。
35歳男 リサイクルショップを大活用してお金持ちになる!
「1円でも積もり積もれば大金になる」をモットーに、日々お金をコツコツと貯めている35歳の男です。正直言って金持ちです。お金を使う価値があれば使いますし、使う価値がなければ使いません。20代の頃は金の使い方を知らなかったので、金遣いは荒かったかと思います。色々失敗した上で、お金はチビチビ稼くのが金持ちになる一番の近道だと考えています。そうやって得たお金はとてもかわいいので、大切に使おうとする気持ちや考えになっていくものだと思います。
ウチの会社はシステム開発の会社で、新しい新製品(たとえばスマホやパソコン、タブレットなど)が出たら、今まで作ってきたアプリをインストールしてデバッグ作業をしています。
そうなると、古い端末や備品は時期が来たら大量に捨てています。もちろん産業廃棄物扱いですので、捨てるのにもお金がかかってしまいます。
そこで、僕は会社が廃棄した物をできるだけ貰って家に持って帰り、近所のリサイクルショップへ持ち込んでお金に変えています。
もちろんモノによりますが、例えばLANケーブルなども1円ぐらいにはなります。あと、何で使っていたかわからないACアダプターや電源ケーブルなども売れます。
リサイクルショップに一度に持って行く時の量は、だいたい100点ぐらいあるのですが、いつも1000円~3000円ぐらいになってます。
リサイクルショップに行くと、「こんなものまで買い取ってくれるのか!?」という発見もあります。特に、個人でされてるリサイクルショップであればそういうことが多いです。
また、各リサイクルショップでも買い取り金額が違う場合はよくありますので、市場調査は事前にしておいた方が結果的にお得になることが多いです。さらに、A店では買い取り不可だったのに、B店では買い取りOKだった、なんてこともよくあります。
「ゴミは宝の山」と聞きますが、少額でもお金になるので、身の回りの環境にゴミがたくさんある人は、まずは捨てずに保管しておくことをオススメします。
33歳、女性、特売日に買い物して食費を節約
33歳、女性、3歳と10か月の子供をもつ専業主婦です。
今は夢のマイホームを手に入れて、毎月ローンで返済しているのですが、購入を決めた時は子供は一人、そしてわたしは働いていました。これからもずっと働く予定だったのですが、2人目を妊娠したあたりから状況が変わってきました。
二人目の妊娠4か月目の時に、わたしが出血し、そのまま安静に。切迫流産という診断でした。そのまま入院し、退院しましたが、その後も少し動くと出血したりと、とても働ける状態ではなく、会社を続けることが困難になりました。その時は命が優先と思い、会社を辞めて専業主婦になったのですが、家計はわたしの収入分だけなくなります。けれども出費は幼稚園代や当時2歳の子供の服やおむつにお金はかかります。
まずは保険を見直し、予算を抑え、更に特売日に食材を買いに行くという節約を始めました。今までわたしはチラシなんて見たことがありませんでしたが、専業主婦になってからはチラシは必須です。同じマヨネーズでも、198円で買うのと100円で買うのとでは、家計も全く違います。
それでも最初は食費が減らずに苦戦しました。その理由は、特売日だからと言って買い物に行きすぎていたことです。買い物に行くと、ついつい要らないものまで購入し、結果高い買い物をしていました。それを踏まえて買い物に行く回数を減らしました。
我が家はわたしも旦那も子供も、みんな大食いです。お肉は400g以上必要ですし、野菜はサラダでも煮びたしでも、大きな器で2つは要ります。なので週1の買い物ではとても足りないので、週2で買い物に行くようにしました。我が家はこれが丁度よかったらしく、食費を月に4万円にすることに成功しました。
土日には高くはないものを外で食べているので、キツキツに節約しているわけではありません。時々の息抜きは子供もわたしにとっても嬉しいものです。
今は2人目を産み、更におむつ代などにお金が必要になっていますが、食費を抑えるために、同じ食材でも変わった味付けや料理方法を覚えたので、ギリギリ赤字にならずに済んでいます。子供が幼稚園に入ったら、またわたしも働こうと思っているので、その時まで、この節約生活に磨きをかけて、料理の腕を上げて、また働きだした時にも行かせれるようにしたいと、密かに思っている2児のママです。