「1か月1万円で生活できたら、ものすごく貯金できるのでは?」
そんな軽い気持ちから始めた、1か月1万円生活チャレンジ。
家賃や通信費などの固定費は除き、食費・日用品・交際費など、変動費を1万円で抑えるというルールのもと、30日間の実験をスタートしました。
節約生活の現実、そして意外な気づきまで。
今回は、その挑戦の全貌をリアルにレポートします!
ルールの概要:何にいくら使えるのか?
1か月の予算はたったの1万円。
内訳の目安は以下の通りに設定しました:
- 食費:7,000円
- 日用品:1,000円
- 交際費・娯楽費:2,000円
あらかじめ自炊中心の生活にし、無駄な出費は完全カット。
現金1万円を財布に入れ、使ったら記録する方式で徹底管理しました。
第1週:スタートダッシュで気づいた落とし穴
初週はやる気に満ちており、業務スーパーでのまとめ買いや、炊き込みご飯・味噌汁の作り置きなどを駆使。
しかしここで誤算が…
- 野菜が意外と高く、節約メニューが偏る
- 調味料の買い足しで1,000円以上を消費
- 急な知人の誘いでカフェ代を支出
早くも予算の30%を消費。「気を抜くとすぐ超える」ことを実感。
第2週:食の工夫でなんとか持ちこたえる
ここからは節約モードに完全切替。ポイントは以下の3つ。
- 1食100円以内の献立(おにぎり+味噌汁+野菜炒め)
- もやし・豆腐・卵のローテーション
- おやつはバナナか自作のポップコーン
意外にも、「工夫する楽しさ」を感じ始めたのもこの時期でした。
第3週:ストレスがピークに
さすがに限界が見えてきた週。友人のSNSで見る外食投稿に心が揺れる…
- 「友達付き合い=出費」へのジレンマ
- 欲しかった雑誌を諦めた悔しさ
- 夕方スーパーで値引き品を狙う自分に疲れ
それでも、「節約って精神力だ」という新たな気づきがありました。
第4週:慣れと達成感
残金は約2,000円。
終盤はほぼ在庫食材で過ごし、調味料を上手に使って変化をつける工夫も板についてきました。
この頃には「お金を使わずに工夫する脳」が鍛えられていた感覚があり、
- “足りない”より“工夫しよう”という思考に
- お金を使う価値の有無を自然と判断するように
最終的な残金:475円
1万円で30日間を走り切りました!
このチャレンジで得られた5つの学び
- 節約は収入より「意識と習慣」
- 日々の少額支出が大きな違いを生む
- 人間は意外と少ないもので生きられる
- 「本当に必要か」を問う習慣がつく
- 達成した時の達成感は想像以上
まとめ
1か月1万円生活は、単なる節約チャレンジではなく、自分の価値観を見つめ直す体験でした。
もちろん、誰にでも勧められる方法ではありませんが、
「本当に必要な支出ってなんだろう?」と考えるきっかけになるのは間違いありません。
もしあなたもお金との向き合い方に悩んでいるなら、
“プチ1万円生活”から始めてみるのもおすすめですよ。