「もっと稼げるようになったら貯金しよう」「収入が少ないから今は無理」――そう考えていませんか?
実際には、収入の多い少ないにかかわらず、しっかり貯金できている人は存在します。
そして、そうした人たちには共通した“思考”と“習慣”があるのです。
この記事では、収入が少なくても貯金ができる人の特徴と、今すぐ真似できる生活術を紹介します。
1. お金の流れを“全部”把握している
収入が少ない人ほど、細かな支出管理が重要です。「使っているつもりがないのに貯まらない」のは、どこかでお金が“漏れている”証拠。
共通点:
- 毎月の固定費・変動費を把握している
- 支出をノートやアプリで記録している
- 1円単位でも「何に使ったか」を意識している
可視化=意識につながり、ムダな出費に敏感になります。
2. 「自分ルール」で出費をコントロール
収入が少ないからこそ、メリハリのある出費管理が重要になります。
共通点:
- 「1日500円以上は使わない」「週に1回だけ外食OK」などルールを決めている
- 買い物前に「本当に必要か3回考える」などマイルールを持つ
- ご褒美も“計画的に”取り入れてストレスを回避
感情ではなくルールで使う判断をすることが、貯まる体質への第一歩です。
3. 貯金を「先取り」している
収入が少ない人にとって、「残ったら貯金」ではほぼ確実に残りません。
共通点:
- 給料日当日に決まった金額を別口座へ移す
- 自動積立口座を活用して、強制的に貯めている
- 500円玉貯金や、つもり貯金など小技も併用
「ないものとして扱う」ことで、支出の優先順位が自然に変わっていきます。
4. 固定費を徹底的に見直している
節約の基本は「固定費」。一度見直すだけで毎月の負担が大きく変わるからです。
共通点:
- 格安スマホ・格安SIMに乗り換えている
- サブスクは本当に使っているものだけに絞る
- 保険も必要最低限にしている
無意識で払い続けている“なんとなく”の支出にメスを入れる勇気が、貯まる力になります。
5. 生活レベルを「上げない」意識がある
収入が少なくても貯められる人は、見栄や周囲に流されず「自分に合った暮らし」を選ぶ傾向にあります。
共通点:
- 外食よりも自炊、ブランドよりも機能性を重視
- “背伸びしない”生活を工夫して楽しんでいる
- 「安くても満足できる方法」を知っている
無理せず自然に節約できる“仕組み”を日常に組み込んでいるのが特徴です。
まとめ
収入が少ない=貯金できない、とは限りません。「お金の使い方」「考え方」「管理の習慣」が変わることで、少ない収入でもしっかり貯金は可能です。
今回ご紹介した共通点は、どれも今日から取り入れられるものばかり。まずはできそうなものから1つずつ始めてみましょう。
「少ないけど、確実に貯まっている」そんな安心感は、金額以上の自信につながります。