引越しは単なる住まいの移動ではなく、ライフスタイル全体を見直すチャンスでもあります。
新しい生活が始まるこのタイミングで、固定費や契約内容を一斉に見直すことで、大きな節約効果が期待できるのです。
今回は、私が実際に引越しの際に見直して月々の支出を数千円〜数万円単位で減らせた項目を、具体的にご紹介します。
1. 家賃・住居コストの見直し
引越しの最も大きな支出が「家賃」。
- 周辺相場を調べて割高物件を避ける
- 駅徒歩の条件を緩めて家賃を下げる
- 敷金・礼金ゼロ物件やフリーレント物件を選ぶ
これだけで年間数十万円の差が出ることも珍しくありません。
2. 電気・ガス・水道などのインフラ契約
電力・ガスの自由化により、自分に合った料金プランを選べる時代です。
- 「乗り換え割」や「セット割」のある事業者を検討
- 電力・ガスの一括比較サイトを活用
私は東京電力から新電力会社に切り替えたことで、年間1万5,000円以上の節約になりました。
3. インターネット・スマホ契約
特に見直し効果が大きいのが、通信費。
- 引越しを機に固定回線のプラン見直し
- スマホの格安SIMに乗り換え
大手キャリアから格安SIMに変更するだけで、月5,000円近く節約できることも。
4. 火災保険
賃貸契約時に必須となる火災保険も、見直しのチャンス。
不動産会社指定の保険よりも、ネット保険の方が安く同等の補償が受けられる場合があります。
5. 不要なサブスクリプションの解約
引越し準備で生活の棚卸しをする中で、
- あまり使っていない動画配信サービス
- 忘れていた定期課金のアプリ
- 利用頻度の低いオンライン講座
こうした支出を見直し、月々数千円をカットできました。
6. 家具・家電の買い替え判断
引越しで持ち出す予定の家具家電がある場合、
- 古くて電気代が高い家電は買い替え
- 必要最低限の物だけを持っていく
私は冷蔵庫を省エネタイプに買い替えたことで、月々500円以上の電気代を削減できました。
7. 新居の広さ・設備を見直す
「広ければ広いほど良い」はコストが増えるだけ。
自分にとって本当に必要な広さ・設備かどうかを見直すことも節約につながります。
8. 引越し業者の選び方
引越しそのものの費用も見直しポイント。
- 相見積もりを取って最安値の業者を選ぶ
- フリー便・平日便を利用して割安に
私は一括見積もりで比較し、当初より2万円安く引越しできました。
まとめ
引越しは「支出が増えるイベント」と思われがちですが、このタイミングこそ、生活コストの見直しチャンスでもあります。
通信費、家賃、サブスク、インフラ契約など、固定費を中心に見直すことで、毎月の支出が大きく改善されます。
新しい暮らしを始める前に、ぜひ一度、家計全体を見渡して、不要な出費をカットしてみてください。